クレマチス

 去年挿し木をして、鎌倉で冬越しさせ、八ヶ岳の麓に持ってきた。霜にあって散々な目。気がついたときは、すでに手遅れ状態。挿し木をしてから今日までが、徒労におわらないよう、強靭な体力に期待するしかない。鎌倉で冬越しさせる労力とこちらで越冬させる労力と対策の再検討をし、バランスシートをはじいて今年は対応したい。 

 今年からモグラ対策を、新しいやり方にしようと思う。

 現状は、クレマチスに有機肥料を施肥→ミミズ・コガネムシなどの幼虫→モグラが食べに来る→モグラの穴をネズミが巣として利用→根が浮かされる・かじられる→枯れる。

 これを打開するために、鉢に植え直し鉢を地面に埋める。できないものは挿し木・根伏せをしてそれを成長させ、元のと入れ変える。植え替えを嫌うと言われているクレマチスだけど、今年強引にやっている。やってわかったことは、一年間植えてあった株でも、四方八方・ななめ下へ50㌢以上張っているので、隣同士近かったらからみあつて大変なことになっていた。予備苗がなければ、一からやり直しになりかねないリスクがある。こんな2〜3年がかりの手間を止めて、化学肥料にするかとも考えたのですが、育てる歓びも味わえるし霜被害だって出るし、早々忘れていましたウサギの被害もあるので予備苗方式で、鉢の地植え方式で行くことにしました。